大学入学まで

明治3年~明治24年/1870-1891

「私は北国の一寒村に生れた。」
(該当資料:少年期の筆記帳など)

明治3年(1870) 加賀国河北郡森村(現在の石川県かほく市)に生まれる。
明治15年(1882)12歳 上級学校に進むため、姉・尚と共に金沢に住む。私塾で漢学や数学を学ぶ。
明治16年(1883)13歳 石川県師範学校に入学。秋、姉・尚が死去。
明治17年(1884)14歳 石川県師範学校を中退。
明治19年(1886)16歳 石川県専門学校附属初等中学科に補欠入学。
明治20年(1887)17歳 石川県専門学校が第四高等中学校となる。四高予科第一級に編入学。
鈴木貞太郎(大拙)、藤岡作太郎(東圃)、山本良吉らと同級になる。
明治21年(1888)18歳 四高予科を卒業。進学に際し専攻を数学と哲学で迷う。
第四高等中学校第一部文科第一年生となり、哲学を専攻。
明治22年(1889)19歳 学校方針に不満を抱き、反発して落第。
明治23年(1890)20歳 第四高等中学校を中退。
明治24年(1891)21歳 帝国大学文科大学哲学科選科に入学。